西表島という恵まれた環境で育つマンゴーをご存知でしょうか?
ますみさんが作る歴史や想いの詰まったマンゴーのお話をお伺いしました。
西表島のマンゴーは風味や香りが全然違う
そもそも西表島(いりおもてじま)ってどこかご存知ですか?
沖縄本島よりも400kmも南に位置し(日本最南端)、お隣はすぐ台湾という島なんです。
西表島でできるマンゴーは、他の地域でできるマンゴーとは特徴も異なります。
気温も高くマンゴーに最適な気候
西表島は温暖な気候なためマンゴーにとって高環境。
他の地域では温暖な環境を作り出すために、ボイラーを使った温度管理などのコストがかさんでしまう事もあるそうです。
その点、西表島のマンゴーは温暖な気候を十分に生かし、低コストかつ自然の力で育てられるというところが特徴的です。
そのため糖度も乗り美味しいマンゴーが作られます。
西表島の弱酸性の赤土も最適
西表島の西部は赤土(弱酸性で粘土質)がほとんど。
この弱酸性の土であるからこそ、元気にマンゴーも育ちます。
これらの環境は西表島(主に西部地区)ならでは。
同じマンゴーでも西表島のマンゴーは風味や香り(フレーバー)が全然違うんです。
繊細なマンゴーのケアは職人技
中々ご存知でない方も多いかもしれませんが、マンゴーのケアって繊細でとっても大変なんです。
収穫までの間は摘果作業(実を摘む作業)に追われます。
こちらが摘果した実ですが、見事に種無しの実を摘果していきます。
長年の経験がないとなかなか簡単にはできないですよね。
マンゴーは1つの枝から1つの実しかとらないので、形や成長の良い選び抜かれたマンゴーを残すのも長年マンゴーを作るますみさんならではの職人技です。
摘果だけでなく枝切にも気を使います。
葉の陰にならないように葉っぱや枝を切ったり、1つの実に栄養がしっかりいきわたるよう調整していきます。(細かい気配りがないと務まりません笑)
日の当たり方も重要で、1つ1つの枝の紐のつるし方を調整し、どの実もしっかり日光があたるよう調整も行います。
また、下記の画像のように下からも紐で枝をひっぱります。
これで各枝に日が当たりやすくするのもそうですが、こうすることで根が浅くなるため水分を吸収されにくくさせ樹にストレスがかかり糖度も上がり実が甘くなります。
ちなみに、サトウキビのわらを敷くことで、分解され良い土になるんだそう。
大事な仕事をこなしてくれるミツバチもケア
ますみさんのマンゴー作りにはミツバチのケアも欠かせません。
ミツバチが受粉してくれることで、着果もよくなり良い実ができやすいんです。
これも、ますみさんならではのやり方。
極力農薬は使いません
害虫被害を防止するためにスワルフスキーという害虫を防止してくれる虫を導入しています。
こちらを導入することで極力農薬を使わずに対策を行っています。
一番この方法が、農薬を減らせて良いとのこと!
天候の変わりやすい西表島では温度管理も大変
繊細なマンゴーは温度管理も欠かせません。
マンゴーも育ってきて糖度が上がると日差しによって焼けてしまうリスクもあります。
遮光ネットで日の当たり具合も調整していきます。
気候の変わりやすい西表島だとなおさら大変なんです。
急な天候の変化によってハウスに足を運び調整をしているので気が抜けません。
マンゴー作りは繊細で簡単ではありません。
管理やケアも長年の経験から培われた職人の領域なんです。
出荷時まで気が抜けません
1つ1つの実に傷がつかないように慎重に行っています。
実がすれしまうと、やはり傷みやすくなる原因にもなるのでここは本当に気を使うところ。
自然に熟したタイミングが収穫のタイミング。
一番いい収穫のタイミングは自然に委ねられる事になるため出荷量やペースのコントロールが難しいのも事実。
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石垣島の品評会で優勝。でもそこじゃない。
普段は品評会には参加しない、ますみさんのマンゴー。
ある年、品評会に出て欲しいと周りからの誘もあり出展したところ、みごと優勝。
本当にマンゴーとお客様に対する熱心なお気持ちが伝わります。
その根源はこんなところにありました。
ますみさんと家族を支えた一言と30年樹
収穫ピークの時期は、畑の管理から出荷の作業まで徹夜続きで立ち上がれないくらいまで仕事をこなしていたことも。
30分仮眠して子供たちに起こしてもらう。というのは日常茶飯事だったそうです。
子供たちもまだ小さい頃だったため、育児もあり寝ずに働いていたような生活を繰り返してた時期のことでした。
大不作に見舞われた年のお客様からの一言
育児も畑の管理にも追われ疲弊している中の不作。
「もう辞めてしまおう。樹があるからいけないんだ。樹を切ったら楽になれる。。。」
本当にそう思ったそうです。
でもそんな時に、毎年マンゴーを注文してくれるお客様の一言に救われました。
「今年のますみさんのマンゴーだから良いんですよ。大丈夫ですよ!来年もまたマンゴー作り頑張ってくださいね。」
といった声をかけて頂いたそうです。
お客様に支えられて本当にここまでやってこれました。
そして、家族支え続けてきてくれた30年の樹にも感謝をしながら毎年マンゴー作りを頑張っているんです。
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そんな歴史も想いも詰まったマンゴーは絶品
ますみさんのマンゴーは糖度も高く絶品!
まずは美味しいマンゴーをそのまま
↑画像はスライドできます
まずは上記のようにカットしてそのままのマンゴーをお楽しみ下さい!
品種としてはアップルマンゴーという品種でほんのりりんご風味も交じりとっても美味しいです♪
マンゴーアイスやヨーグルトなどと一緒に楽しめます
また、冷凍しておいたマンゴーを使ってヨーグルトにトッピングしたり、プリンやアイス、スムージーといった楽しみ方もたくさんありますよ!
冷凍してスプーンでそのまますくって食べてもシャーベットみたいで美味しいです♪
美味しく食べて頂く為のポイントと切り方
輸送時に大体この白い粉(ブルーム)は落ちていることが多いのですが、まだついている実がありましたら少し寝かせて追熟してもらえると美味しく頂けます。
このように、ツヤが出ている状態は食べ頃なので、チェックしてみてくださいね!
切り方
切り方の手順はこちらの画像スライドをご覧下さい♪
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ますみさんのマンゴーセット
通常1週間~10日程度で配送をさせて頂きます。(出荷量により変動がありますため目安としてお考え頂けたら幸いです)
天候によりフェリー欠航が発生してしまう場合は、数日程度遅れる場合がございます。
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追伸
今回ますみさんやご家族と一緒に夕飯をご一緒させて頂た際に伺ったお話が印象的でした。
「本当に不作の当時は辛かった。。。」と涙ぐみながらお話してくれたんです。
「お客様のこの後押しがあったから今があるんです」という言葉も経験されているからこその重みがあり。ますみさんの人柄や信念をとても感じたように思います。
ずっと長い間、マンゴーと向き合ってきたからこその経験と想いがあり美味しいマンゴーが出来上がります。
是非そんな想いの詰まったマンゴーを一度食べて頂けたら嬉しいです。
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